いよいよ決算、申告のシーズンを迎えるにあたって
準備はいかがでしょうか。

事務局での決算と所得税、消費税確定申告の相談については、
会員の皆様宛にハガキにて相談日をご案内致します。

もし指定された日時でどうしても都合が悪い場合は、
なるべく早めにご希望の日を事務局までご連絡下さい。

事務局の混雑が予想されますので、お早めにご来局下さい。

持参品
1. 税務署から送付された決算書・確定申告書一式
2. 前年度の決算書、申告書の控え
3. 集計した帳簿等
4. 給与、年金などのある方（源泉徴収票）
5. 専従者、扶養親族等の生年月日
6. 支払った保険料等の額（国民健康保険料、介護保険料、国民年金、農業者年金等）
7. 小規模企業共済掛金控除証明書
8. 生命保険料(一般用・個人年金用・介護医療用)、地震保険料控除証明書
9. 医療費控除を受ける際の領収書(合計金額を計算してください)及び保険などで補てんされた金額
10. 住宅借入金(取得)等特別控除を受ける際
    ①借入金年末残高等証明書
    ＜及び初めて受ける方は＞
    ②住民票
    ③住宅の登記簿謄本又は抄本
    ④住宅の売買契約書又は建築確認書
11. 認印、銀行印(口座振替手続き用)
12. 案内のハガキ

決算書作成のチェック事項
決算は1年間のまとめです。
折角の記帳が最後の決算で誤っては台無しになります。
計上もれや家事関連費などの整理事項の確認も忘れず、余裕をもって決算書作成に取り組んでください。
誤りやすい事項をまとめてみましたので、自己診断にお役にたてればと思います。

売上（収入）金額
• 年末に入金されてない売掛金等（不動産収入の方は未収家賃など）は売上に計上したか。
• 昨年度の申告に売上計上した売掛金は（不動産収入の方は未収家賃など）、今年の売上にいれていないか。
• 小切手入金や預金振込分の計上漏れはないか。
• 雑収入やリベートなどの計上漏れはないか。
• 商品などを家事用に消費した分の計上漏れはないか。

仕入金額
• 年末までに支払っていない買掛金は、仕入れ計上しているか。
• 昨年度の申告で仕入計上した買掛金は今年の仕入から除外しているか。

期末商品棚卸高
• 実地棚卸を行う際、店舗や工場以外の場所保管の計上漏れはないか。

必要経費等
• 所得税・住民税・罰金・健康保険・市民税などを計上していないか。
• 事業用と家事使用との按分はしてあるか。
• 個人事業税や申告消費税（税込み経理の場合）は計上してあるか。
• 満期返戻金のある積立火災保険料等は掛金全額計上していないか。
• 修繕費で固定資産の価値の増加をもたらす資本的支出の性質はないか。
• 事業用資金借入利息の金額に元金が含まれていないか。
• 車輌関係費に車輌の購入代金や賦払金を計上していないか。
• 給料貸金に生計を同じにしている身内の給与が計上されていないか。
• 専従者給与は届出は済みか、実際の支給額と計上額は一致しているか。
• 青色申告特別控除額に簡易簿記の記帳で貸借対照表作成で65万円控除していないか。
• 事業所得と不動産所得など2つ以上の所得がある場合、それぞれの決算書で重複して青色申告特別控除額を控除していないか。

納税は便利な口座振替で・・・・・
所得税・消費税・地方消費税（個人事業者）の納税の方法に、振替納税の制度があります。
この制度を利用すれば、振替によって納税することができますから、手数が少なくて済みます。
また、うっかり納期限を忘れてしまうこともなくなり大変便利です。

平成26年分所得税の振替日は
平成２６年４月２０日(月)です。

平成26年分消費税及び地方消費税の振替日は
平成２６年４月２３日(木)です。

注意事項
振替期日に残高不足等で振替できなかった場合には、納期限の翌日から延滞税がかかります。
新たに振替納税を希望される場合には、申告期限までに預貯金先の金融機関か税務署に、「預貯金口座振替依頼書」提出してください。
なお、振替納税は申告期限までに申告書を提出された場合に限り、ご利用になれます。